パン屋の事件簿NO1
日曜日、所要で出かけたついでに、確かこの近くにちょっとお高いが
おいしいパン屋さんがあったはずと、寄り道。
いつも結構なお客さんで混んでいるのにその日は、あたしと
あたしより前からいたおばちゃんの2人だけだった。
おいしそうなパンに目移りしながらお店をぐるぐる。
う~ん、なんていうのか、入ってきたときから妙にこのもう一人のおばちゃんに違和感を
感じていた。
はて?なんでだろう?
あ~!クーラーバックだ!
バックでも財布でもなく、そのおばちゃんは、大きな銀色のビニール製のクーラーバックを下げていた。
しかもそのクーラーバックの2つある取っ手の方っぽだけ腕にかけ
蓋は、だらーんと開いたまんまだ。
生ものでもないのに、しかもパン屋なのにクーラーバック????
と思い、再びおばちゃんに目をやると”ひょい、ひょい”ってな具合に
片っ端からパンをそのクーラーバックの中に投げ込んでいる???
えぇぇぇぇぇ~~~~~!
びっくりしてさらによく見ると、あたしが入ってきたとき手にしていた、白いトレイに山積みされていたパンが1つか2つになってる。
万引き????えっえっ???だとしたらなんと大胆な。
だって、あたりは多少気にしているもののトレイにパンを取ると、くるっと後ろを向き
クーラーバックへ投げ込んでいる。
いやいやいや!!!それは、ダメだろう!!!!犯罪だろう!!!!
でも、お店の店員さんでもなければ万引きG-メンでもないあたしは、
どうすることもできないので、おばさんを観察しながら、自分のパンを速攻で選び、
レジで会計をしてもらうふりをしてお店のおねいさんに耳打ち。
「あの、赤のチェックとジーンズ柄のシャツを着たおばちゃん、パンをクーラーバックの中にどんどんいれてるけど・・・」
と告げる。
おねいさん、一瞬”えっ”という顔をしてそのおばさんを見たんだけど、
”えっと、あたしにそんなこといわれてもぉぉ~”
ってな感じであたしを見返してきた?
えぇぇぇ~??
そして、何事もなかったかのようにあたしのパンを会計していく
「1650円です」
え~~~!!!
お店の責任者に言うとか、ほかの店員さんに言うとかしないのぉぉぉ~
っとそこへ例のクーラーバックおばちゃんがレジへやってきた。
何も知らない隣のレジのおねいさんが会計してる。
”600円です”
ここのパンは200円位~だから
2個か3個しか会計してないことになる。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~!!!
そのクーラーバックの中を見てみろ!!!!
たぶん3000円ぢゃきかねぇくらいのパンが入ってるぞ!
その証拠に、だらりとぶら下げられ口が開いていたクーラーバックのチャックはぴったりしめられていた。
そのうえ、パンパン(パンだけにな!)に膨らんでいる。
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面白くないボケが決まったところで、長くなったので続きます。
by a-iro | 2013-10-07 19:53 | 日々のこと